現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

Customers are able to talk in English at the shop.

2024年4月18日木曜日

ゴールデンウィークの休店日


もうすぐゴールデンウィークを迎えますが、当店では、5月3日(金)〜5月6日(月)の4日間を休店とさせていただきます。

私は混雑が嫌いなので、どこにも行かず家に籠っているつもりです。従いまして、関西に里帰りの方等、当店の休店期間にご来店ご希望の方は、事前にご連絡いただきますと、店を開けますので、その旨よろしくお願い致します。
 

2024年4月16日火曜日

当盧



これは、日本語では当盧(トウロ)と呼ばれるもので、権力者を埋葬する際、馬の眉間に飾った装飾品です。中国語では、タンルーといい、春秋戦国〜漢代頃のもので、モチーフはコウモリでしょうか。
幅5cm、高さ8.9cm、厚み1.4cm 台: 幅6.8cm、高さ17cm、奥行7cm

2024年4月9日火曜日

ネパール、シャーマン・マスク



一昨年に、このブログでネパールのシャーマンが着けていたネックレスを紹介しましたが、今日紹介しますのは、シャーマンのマスクです。ブリキで作られたようで、どれだけ前のものなのか、たっぷりと古色が付いています。独特な表情で、オドロオドロした雰囲気がありますが、シャーマン・グッズですから甘ったるい顔はしないですよね。縦25.5cm、横26cm

 

2024年4月7日日曜日

企画展 『花と酒 2nd』

本日で、今回の企画展が終了致しました。当店まで足を運んでいただいた方々、そして品をお買い上げいただいたみなさまに感謝申し上げます。どうも有難うございました。

明後日からは通常営業に戻りますので、またよろしくお願い致します。



2024年4月4日木曜日

企画展 『花と酒 2nd』

今回の企画展も、今日を含め残り4日間となりました。花器や酒器に興味のある方のご来店をお待ちしております。

さて、今日はガラス酒器の紹介です。


6客全てが明治時代の型吹きで、5客が梅コップ、1客だけが剣先コップです。透明ガラスでも、それぞれ色が違い、いくつかのコップの高台内に、製造所のマークが入っています。日本酒でも、焼酎や洋酒のオンザロックでも楽しめます。全てが無疵です。

酒盃に適したサイズのグラスは、江戸時代のものから昭和初期のものまで50点以上はございます。


ガラス徳利は、明治時代から昭和初期のものまで20点程あり、デザインや容量の違いで、お好みのものを選んでいただけると思います。

2024年3月31日日曜日

企画展 『花と酒 2nd』

今日は、花器に使えるガラス器を3点紹介します。
ガラス器は先史のものから近代のものまで、かなりの数の在庫がございます。


インドネシアのスラウェシ島で発掘された、中国・元代の瑠璃色瓶です。薄造りでユニークなフォルムをしており、底にガラスを吹いた際に残った突起があるので、やや傾いています。割れる恐れがあるので、その部分を削り取ってはおりません。
高さ9.7cm


こちらは、AC1~3c頃の小さなローマンガラス瓶です。口の付け根から水漏れがあったので、修理しました。瓶の内部は空洞部分が少なく、水は少ししか入りません。高さ5.7cm


これは日本ものですが初見の瓶で、大正時代に造られたようです。ブリキの蓋も残っていました。口が広いので、花を生け易いです。高さ20.3cm

2024年3月28日木曜日

企画展 『花と酒 2nd』

今日は、中国の酒器を2点紹介致します。


明代の七官青磁徳利です。筒型のモダーンなフォルムで、珍しく縦に筋が入っています。徳利として使わなくとも、一輪挿しとしても格好良いでしょう。無疵ですが、窯の中で煙が少し入っています。高さ18.9cm


南宋代に造られた、宋赤絵盃です。かなり使用されたのか、色はやや退色していますが、全体の絵はしっかりと残り、味わい深い器です。口縁の虫喰いだけで、その他の疵は一切ございません。口径10.9cm、高さ4.2cm